2014/04/14

【映画】サンブンノイチ

 最近はエンタメというと映画を観る事が多いのですが、割と観るだけで何かアウトプットするとかいう事をしておらずすぐに忘れてしまうので、後に積み上がる様にできるだけエンタメ体験を書き残しておこうかと思います。

 とは言っても私は映画の専門家でもないしツウでもなんでもないので、割と素人視点で感じた事を思いのままに書いていくというスタイルにします。

 で、先日サンブンノイチを観て来たのでちょろっと書いてみます。主に感じた事は下記です。
  • 全体として割と面白かった
    • 吉本興業の芸人が出演しているという事で、演技としては三流な雰囲気なんだろうなぁと思っていたら、意外にそれを感じさせなかった(漫才風な雰囲気がない訳ではないのだが、違和感なく組み込まれている)
    • 物語も単調にならない様に裏切り・騙しの要素が多く織り込まれている
  • 藤原竜也の演技はタイミング(セリフの調子・抑揚含め)が巧妙で、吸い込まれる
  • 窪塚洋介の演技は相変わらず窪塚流なのだが、役とうまくマッチしていい味出してた
  • 品川ヒロシ=品川祐(品川庄司)が監督をしていたというのは知らなかった。ぶっちゃけそんなに好きな芸人ではないし意外だったが、バランスのよい作品を作るなぁと感心した。
  • 銀行強盗してクズ野郎どもが這い上がる的な調子で描かれていて、「おいおい、でもやってる事は銀行強盗だよ」という感情はきっとどこかにあって、そこも忘れず釘を刺してくるあたり、面白かったし、「続きを観てみたい」という気になった
  • Pia-no-jaC というグループの音楽が使われていたが、ここも漫才ぽさを緩和してやや上品・洗練された雰囲気にする要素になっていたと思う。そういう所を含めて、バランスがよかった。
という訳で、「面白かった?」と聞かれたら「面白かったよ」と答える映画でした。原作は木下半太という方が書いているらしく、サンブンノイチ以外にもゴブンノイチやナナブンノイチといった作品もあるらしく、そちらにも興味を持ちました。

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